2級建築施工管理技士解答速報(H24年度)
昨日、平成24年度の2級建築施工管理技士の問題が公表されましたので、実地解答試案を公表致します。なお、解答は関西建設学院独自の解答ですので、実際の解答と異なる場合、その他の解答が存在する場合、解答を変更する場合がありますことをご承知置き下さい。なお、学科の正答肢は主催者のHPで参照下さい。
問題1.工事概略は省略
1. 例)コンクリート工事
打設後のひび割れの発生
ひび割れが発生すると、鋼材等の腐食により「強度」「耐久性」が低下し
構造的な問題となる為。
タイル工事
外壁タイルのはく落防止対策
タイルのはく落事故は致命的な欠陥となる為。
タイルの張り付けモルタルの保水性を保つ為に、メチルセルロースを
用いた水溶性樹脂を使用した。
鉄筋工事
鉄筋の組立て制度の確認
鉄筋相互の間隔やかぶり厚さの精度が構造物の耐久性に大きく影響
する為。
配筋完了後、検査を行い、施工図に示されたあき・かぶり厚さの確認
を行った。
防水工事
下地の乾燥が不十分でアスファルトを塗付すると「ふくれ」などの原因と
なり、防水性能が保証出来ない為。
コンクリートの乾燥状態を高周波水分計を用いて測定し、その数値を
記録紙に記載した。
2.方法:計画・実施・検討・処置のデミングサークルを品質管理の基本とする。
理由:品質向上は常に全社的な取り組みが大切で問題点の発見が的確に
出来る為。
方法:QCサークル活動やパレット図などによる品質の確認
理由:施工前、施工中の具体的な問題点を少人数のグループで検討出来、
不具合の原因や再発防止が出来る為。
問題2.
足場の手すり先行工法
地上部分で先に手すりを取り付け設置する合理的で安全な工法。
手すり取付作業は堅固・確実に行い、開口部分は特に留意する。
改質アスファルトシート防水のトーチ工法
シート状に成形された改質アスファルトシートをトーチバーナーで
あぶり張り付ける工法。
シート裏面をトーチバーナーであぶり、十分溶融させ、端部は、はみ
出すように施工する。
スタッド溶接
母材に直接スタッド材を溶融させ一体化させるアーク溶接の一種。
スタッドの高低に影響する溶接時の電流値に注意する。作業開始前
の30度曲げ試験及び施工後の打撃曲げ試験を適切に行う。
土工事における釜場
掘削時に浸透してくる水などを排水する為に、根切り底面より低い位置
に設ける集水マス。
基礎スラブの支持力に影響の無い位置に設ける。土質によるボイリング
の発生に注意する。
乗り入れ構台
地下工事、資材搬入及び鉄骨建て方等の施工時、敷地に制限がある時
に作業地盤や集積場として設けられる仮設の台。
マスク張り工法
タイル裏面に、マスク板を用いてモルタルを貼りタイルユニットを張り付ける
工法。
1回の塗り面積の制限は3㎡程度で、20分以内に張り終える面積とする。
木工事の土台
木造構造物の柱の脚部を固定させる為に柱を乗せる為の水平の木材。
シロアリや湿気の害を避ける為、ひのき・ひば・くり等、耐久性のある材料を
使用する。
あばら筋
梁の主筋に、せん断補強の目的の為に巻き付けた水平方向の鉄筋。
巻き締め(フックの形状)を135度曲げとする。
コンクリートのひび割れ誘発目地
コンクリートの乾燥収縮によるひび割れを防ぐ為に、適切なところに、ひび
割れを集中させて起こすように設けた目地。
ひび割れが集中しやすいように実壁厚の1/5~1/4程度両面から欠き込む。
せっこうボードの直張り工法
コンクリート面の不陸直し、付け送りなどの下地調整及び下地骨組み無しで
ボード張りを行う工法。
コンクリート下地面は緊張材の頭を取り除き清掃する。ALCパネル等の場合は
吸水調整を行う。
内壁石張り空積み工法
モルタル等を敷く事なく積み上げる工法で内壁の腰壁に使用される。
石の大きさに応じて、横目地合端に引き金物及び、だぼなどで堅固に取り付ける。
パイプサポート
鋼製の型枠支柱の一種。
コンクリートの荷重による倒壊事故を防ぐ為、3本以上継いで用いない事。
目止め
木材塗装の下地処理法の一種
ウッドフィラーなどにより出来る限り平滑に仕上げる。
床コンクリートの直均し仕上げ
床コンクリート打設時に、硬化の程度を見計らい、直接金ごて等で仕上げる方法。
スランプは土間コンで8~15cm、鉄筋コンクリートスラブで12~18cm程度とする。
問題3.
1.30日
2.LST:24日
T F:1日
3.A-B-E-G-J
問題4.
1.整形→凹凸(不整形)
2.100→90
3.合格→不合格
4.スプライス→フィラー
5.〇
6.貧調合→富調合
7.面→エッジ
8.室外→屋内
問題5.
1.③指導
2.①施工者
3.②書面
関西建設学院のホームページは↓↓↓
http://www013.upp.so-net.ne.jp/laisenn
問題1.工事概略は省略
1. 例)コンクリート工事
打設後のひび割れの発生
ひび割れが発生すると、鋼材等の腐食により「強度」「耐久性」が低下し
構造的な問題となる為。
タイル工事
外壁タイルのはく落防止対策
タイルのはく落事故は致命的な欠陥となる為。
タイルの張り付けモルタルの保水性を保つ為に、メチルセルロースを
用いた水溶性樹脂を使用した。
鉄筋工事
鉄筋の組立て制度の確認
鉄筋相互の間隔やかぶり厚さの精度が構造物の耐久性に大きく影響
する為。
配筋完了後、検査を行い、施工図に示されたあき・かぶり厚さの確認
を行った。
防水工事
下地の乾燥が不十分でアスファルトを塗付すると「ふくれ」などの原因と
なり、防水性能が保証出来ない為。
コンクリートの乾燥状態を高周波水分計を用いて測定し、その数値を
記録紙に記載した。
2.方法:計画・実施・検討・処置のデミングサークルを品質管理の基本とする。
理由:品質向上は常に全社的な取り組みが大切で問題点の発見が的確に
出来る為。
方法:QCサークル活動やパレット図などによる品質の確認
理由:施工前、施工中の具体的な問題点を少人数のグループで検討出来、
不具合の原因や再発防止が出来る為。
問題2.
足場の手すり先行工法
地上部分で先に手すりを取り付け設置する合理的で安全な工法。
手すり取付作業は堅固・確実に行い、開口部分は特に留意する。
改質アスファルトシート防水のトーチ工法
シート状に成形された改質アスファルトシートをトーチバーナーで
あぶり張り付ける工法。
シート裏面をトーチバーナーであぶり、十分溶融させ、端部は、はみ
出すように施工する。
スタッド溶接
母材に直接スタッド材を溶融させ一体化させるアーク溶接の一種。
スタッドの高低に影響する溶接時の電流値に注意する。作業開始前
の30度曲げ試験及び施工後の打撃曲げ試験を適切に行う。
土工事における釜場
掘削時に浸透してくる水などを排水する為に、根切り底面より低い位置
に設ける集水マス。
基礎スラブの支持力に影響の無い位置に設ける。土質によるボイリング
の発生に注意する。
乗り入れ構台
地下工事、資材搬入及び鉄骨建て方等の施工時、敷地に制限がある時
に作業地盤や集積場として設けられる仮設の台。
マスク張り工法
タイル裏面に、マスク板を用いてモルタルを貼りタイルユニットを張り付ける
工法。
1回の塗り面積の制限は3㎡程度で、20分以内に張り終える面積とする。
木工事の土台
木造構造物の柱の脚部を固定させる為に柱を乗せる為の水平の木材。
シロアリや湿気の害を避ける為、ひのき・ひば・くり等、耐久性のある材料を
使用する。
あばら筋
梁の主筋に、せん断補強の目的の為に巻き付けた水平方向の鉄筋。
巻き締め(フックの形状)を135度曲げとする。
コンクリートのひび割れ誘発目地
コンクリートの乾燥収縮によるひび割れを防ぐ為に、適切なところに、ひび
割れを集中させて起こすように設けた目地。
ひび割れが集中しやすいように実壁厚の1/5~1/4程度両面から欠き込む。
せっこうボードの直張り工法
コンクリート面の不陸直し、付け送りなどの下地調整及び下地骨組み無しで
ボード張りを行う工法。
コンクリート下地面は緊張材の頭を取り除き清掃する。ALCパネル等の場合は
吸水調整を行う。
内壁石張り空積み工法
モルタル等を敷く事なく積み上げる工法で内壁の腰壁に使用される。
石の大きさに応じて、横目地合端に引き金物及び、だぼなどで堅固に取り付ける。
パイプサポート
鋼製の型枠支柱の一種。
コンクリートの荷重による倒壊事故を防ぐ為、3本以上継いで用いない事。
目止め
木材塗装の下地処理法の一種
ウッドフィラーなどにより出来る限り平滑に仕上げる。
床コンクリートの直均し仕上げ
床コンクリート打設時に、硬化の程度を見計らい、直接金ごて等で仕上げる方法。
スランプは土間コンで8~15cm、鉄筋コンクリートスラブで12~18cm程度とする。
問題3.
1.30日
2.LST:24日
T F:1日
3.A-B-E-G-J
問題4.
1.整形→凹凸(不整形)
2.100→90
3.合格→不合格
4.スプライス→フィラー
5.〇
6.貧調合→富調合
7.面→エッジ
8.室外→屋内
問題5.
1.③指導
2.①施工者
3.②書面
関西建設学院のホームページは↓↓↓
http://www013.upp.so-net.ne.jp/laisenn