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1級土木施工管理技士実地試験解答速報 (平成29年度) [資格]

この解答は、昨日行われました1級土木実地試験の解答試案を全国教育協会(関西建設学院)としての独自の解答試案ですので、実際の解答とは異なる場合がある事をご承知おき下さい。

問題1、昨年と同じ課題は「安全管理」ですので比較的書きやすい項目かと思います。
  (当社を含め安全は低いと思っていた方も多く会場でドヨメキがあった様子?)
    【記述解答試案は省略】

問題2.イ 透水 ロ 法尻部 ハ 機能 二 均等 ホ 踏掛版

問題3.イ 水セメント比 ロ 大きい ハ 吐出量 ニ 材料分離 ホ 構造

問題4.イ 仕様書 ロ 施工者 ハ 基準値 ニ 敷均し厚さ ホ 位置

問題5.イ 地質 ロ 記録 ハ ヘッドガード ニ 地上におろす ホ最大使用

問題6.イ 事前調査 ロ 第三者 ハ 業務分担 ニ 振動 ホ 配置

問題7.載荷盛土工法:(例)
    将来、建設する構造物と同等の荷重をかけて圧密を終わらせておく工法。
    圧密沈下の促進。
    サンドコンパクションパイル工法:(例)
    地盤に締固めた砂杭を作り締固めと同時に砂杭により安定した状態にする工法。
    沈下量の減少および液状化の防止。
    薬液注入工法:(例)
    地盤中に薬液を注入、透水性を小さくして原地盤の強度特性を大きくする工法。
    全沈下量の減少。
    荷重軽減工法(例)
    盛土材に軽量盛土材を使用し盛土全体の荷重を軽減する工法。
    全沈下量の減少。
    押え盛土工法(例)
    側方や周囲に押え盛土をつくり本体盛土の流動を押さえる工法。
    すべり抵抗の増加。

問題8.暑中コンクリート打込み(例)
    ・練り混ぜから打ち込み終了までの時間は1.5時間以内とする。
    ・型枠内の吸水する恐れのあるところには、十分に散水し湿潤に保つ。
    ・打設中の温度の上限は35℃以下を標準とする。

    暑中コンクリートの養生(例)
    ・打設後速やかに養生を開始し、コンクリート表面を乾燥から保護する。
    ・直射日光を避け、シートなどで覆い湿潤状態を保つ。
    ・急激な乾燥によるひび割れ発生時はタンピング等を行いひび割れを除去する。

問題9.(例)加工・組立
    鉄筋の種類・径・数量::設計図書どおりであること。
    かぶり::耐久性照査時で設定したかぶり以上であること。
    (例)鉄筋の継ぎ手
    重ね接手 重ね合わせ長さ::直径の20倍(20d)
    ガス圧接継手 ふくらみの厚さ::直径の1.4倍以上(1.4d)
    ガス圧接継手 軸心の狂い::直径の0.5倍以下(0.5d)

問題10.(例)
    ・2m以上の箇所で作業を行う時は幅40cm以上の作業床を設ける。
    ・作業床を設けることが困難な場合は、作業員に安全帯を使用させる。
    ・作業床の開口部などには丈夫な手すり(85cm以上)囲い覆いなどを設ける。
    ・安全に作業が行えるような照度を保持する。
    ・上下作業は行わせない。         他

問題11.(例)
    ・飛散・流出がないようにシート等で覆い、散水し囲いを設ける。
    ・分別した廃棄物は他物の混合に注意し仕切等を設け保管物の種類を表示する。
    ・建設汚泥など流動性のあるものは、貯留槽などに保管し流出を防ぐこと。
    ・木くず等の可燃性のあるものは、消火設備を設け火災防止対策を講じること。
    ・保管が長期間に渡る場合は常に保管状況を監視できる体制を整えておくこと。

     以上です。
    記述解答は上記の他にも多数考えられますので参考書等で参照下さい。
    採点割合は公表されていません。合格基準は60点以上です。

     皆様の合格をお祈りしています。


[晴れ]

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http://www013.upp.so-net.ne.jp/laisenn





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